宮城県漢詩連盟 南部健一
宮城県漢詩連盟では漢詩作詩能力の向上を目指して、令和五年十一月から毎月一回合評会という勉強会を実施してきました。本年二月で十六回になります。
会員が自作漢詩を持ち寄り皆で講評します。詩題は当初山根会長が指定していましたが、令和六年十月からは「二十四節気より各自選択する」ことになりました。
合評会では作者が自作について
(ィ)白文を示し書き下し文の朗読
(ロ)詩の大意の説明
(ハ) 詩語の引用先と意味の説明
を行なった後、出席者二十名くらいで自由に意見を述べます。この講評は詩一篇あたり十五分程度です。いろんな意見がでますがその取捨は作者が決めます。時には作者が講評者に反論するなど緊張感が楽しめることもあります。
最後には作者が決定した最終版漢詩と講評をまとめ、司会者の私が全員にパソコンの添付ファイルで送信します。合評会に応募することよって作詩能力は確実に向上しているように思われます。応募状況の詳細は次のようになります。
令和五年十一月、詩題「晩秋郊村」九名応募、同十二月、詩題「歳晩書懐」九名応募、令和六年一月、詩題「新春有感」四名応募、同二月、詩題「寒日野望」五名応募、同三月、詩題「春日出遊」六名応募、
同四月、詩題「岸頭望海」七名応募、同五月、詩題「車中口号」応募九名、同六月、詩題「夜聴鳴蛙」六名応募、同七月、詩題「閑居対雨」八名応募、同八月、詩題「炎暑納涼」十名応募、同九月、詩題「池亭観蓮」七名応募、同十月、詩題「二十四節気より作者選択」七名応募、
以下詩題は十月に同じ。同十一月、六名応募、同十二月、八名応募、令和七年一月、九名応募、同二月、八名応募。
応募の常連は毎月一篇、年間十二篇を投稿してきます。なお令和六年八月の応募作については、宮城県仙台二華高校の小野寺淳先生に丁寧な講評をして頂きました。この依頼は今後も続ける予定です。